カナダの石油会社
カモメの啓示の後、ハンターはブリティッシュ・コロンビアの303万4千工ーカーの権利を4700万ドルで買取りました。
他の企業も何かすごいことが起りかけているらしいと気づき出して、ハンターの株を買い始めました。
ついに、1979年7月3日、エクソンのカナダにおける子会社インペリアル・オイルの探査担当副社長カル・エヴァンズが、カナディアン・ハンター社長ジョン・マスターズをオフィスに訪ね、取引を申し出ました。
ジャック・アームストロング社長もすでに考えを改めていたのです。
インペリアルはエルムワース油床における一連の複合権益と引換えに、6000万ドル相当の掘削を引受けると申し出ました。
ジム・グレイと話し合った後、ハンターはもっと単純なプランを申し出ました。
1億5000万ドルに対して会社の株の15パーセントという内容でしたが、結局それで話が決まりました。
8月12日付のカナダのファイナンシャル・ポストはこう報じています。
「カナダ最大の石油会社インペリアル・オイル株式会社は、ノランダ鉱業株式会社が75パーセント出資している子会社カナディアン・ハンター探査株式会社所有の広大な土地の権利買取りのためにノランダと交渉し、話は大詰の段階に入った・・・石塚孝一氏によると、ノランダにとってカナディアン・ハンターは近年最もうまみのある投資先であり、この取引はノランダのハンターへの資金供給を確実にするものである」。