五名の被験者
もしわれわれが非確証者より確証者を多く取りあげるならば、結果は肯定的(もし占星家たちが自分たちの仕事を知っているならば)であろうが、もし、確証者より非確証者を多く取りあげるならば、結果は否定的でしょう。
少人数であると、偶然がこの選択に大きな役割を果たして、結果を全面的に決定するでしょう。
ヴィドマーの実験のように、五名の被験者がいるとしよう。
母集団全体では、確証者と非確証者とは同じくらいであるとしよう。
偶然から、われわれは2名の確証者と3名の非確証者または3名の確証者と2名の非確証者を選びやすいでしょう。
前者の選択は、われわれに40%の成功率、後者の選択は60%の成功率を与えるでしょう。
いうまでもなく、後者はわれわれが考察している三つの研究において、実際に平均として得られた成功率です。
しかしこのことは明らかに、ひとりの被験者の選択いかんによるのかもしれません。
用いられた占星家の人数とは別に、統計的に検討されなければならないのは、この確率です。
ヴィドマーは、五名の被験者と二十八名の占星家よりむしろ、二十八名の被験者と五名の占星家を用いた方がはるかによかったでしょう。
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